アパレル一筋、模索した私の道私は岡山県倉敷市で、四人兄弟の末っ子として育ちました。兄や姉とは年が離れていたこともあり、幼少期から自然とファッションに関心を持つ、少しませた子供だったと思います。高校生でショップ店員に憧れ、卒業後は大好きなファッションを本格的に学ぶため、大阪の被服専門学校へ進学。ワクワクしながら始めた学生生活でしたが、途中で体調を崩してしまい、やむなく中退することに。人生で初めての大きな挫折を味わい、胸に残ったのは夢を手放す悔しさでした。地元に戻ってからは、姉の働くアパレル会社で販売のアルバイトを始めました。服が好きで、人と話すことも大好き。お客様が笑顔で帰っていく瞬間は、何よりの喜びでした。ただ、どんなに楽しくても、フリーターとして働き続ける将来には不安がありました。「このままでいいのかな。ちゃんと“手に職”をつけたいな。」そんな思いから、一度アパレルの世界を離れ、医療事務の仕事に転職。ところが、救急科という慌ただしい現場の緊迫した空気にどうしてもなじめず、働くうちに気づいたのです。誰かが笑顔になる瞬間に立ち会えることが、私にとって何よりのやりがいなんだと。こうして、私は再びアパレル業界に戻り、社員として働き始めました。25歳のときには「日本のトップで挑戦したい」という思いから東京へ。新宿の大型店舗の立ち上げにも携わり、気づけば約10年。多くの出会いに支えられながら、アパレル一筋で走り続けてきました。しかし、30歳を過ぎた頃、心の中にある想いが芽生えました。「この仕事、ずっと続けていけるだろうか?」大好きな仕事であることに変わりはありませんでしたが、結婚や出産といった人生の節目を迎えととき、果たして“販売しかできない自分”で大丈夫なのだろうか──。そう感じた私は、将来に備えて新しいスキルを身につけたいと思うようになり、転職を考え始めたのです。新しいスキルを求めた30代の決断、異業種へのキャリアチェンジ転職を意識し始めた頃、相談したのがRE/MAX Seven Rich のオフィススタッフ・内布さんでした。以前あるセミナーで出会って以来、ずっと親しくしてくださっていた方です。「人と関わる仕事がしたい」「これまでアパレルで培った経験を活かし、形のある商品を扱う仕事を続けたい」そんな想いを打ち明けたときに、内布さんが勧めてくれたのがRE/MAX Seven Rich の “不動産エージェント”という道でした。確かに、目に見える商品の価値を提供するという部分ではアパレルとの共通点も多く興味は沸きましたが、全くの異業種ですし、不動産と聞くとどこか「男性中心」「どこか近寄りがたい世界」というイメージが頭をよぎりました。けれど、RE/MAX JAPANのスローガン——「不動産の世界から“不”をなくそう」という言葉に出会ったとき、その印象は大きく変わることに。「ここなら、自分の思っていた業界のイメージとは違う働き方ができるかもしれない」そんな前向きな気持ちがふっと湧いてきました。思い返せば、私自身も今まで何度か引っ越しを経験してきましたが、重説(重要事項説明)の内容なんてほとんど理解できないまま、「はい、わかりました」と言って契約していた側の人間。だからこそ、知識をつければ、誰かの役に立てることがたくさんあると感じたんです。不動産と聞くと“難しい”と身構えてしまう人は多い。そんな人たちに、わかりやすく正しい情報を伝えられる存在になれることは、とても魅力的に思えました。もちろん、個人事業主という働き方に不安がなかったわけではありません。でも、それ以上に胸の奥から湧き上がる“期待”と“ワクワク”が私の背中を押してくれました。実は会社員時代から、「自分の力で動いたら、どんな景色が見えるんだろう?」という思いがずっと心の片隅にあったのです。それが今、現実味を帯びて目の前に現れたような感覚でした。そんなタイミングで出会った RE/MAX の話は、まさに“挑戦のチャンス”そのものでした。そして私は、新しい一歩を踏み出す決意をします。「RE/MAX Seven Richで不動産エージェントとして活動する!」そう決めた瞬間、自分の中で何かが動き出したように大きな可能性が広がっていくのを感じたのです。 寄り添いの連鎖から生まれるオフィスの温かい文化私たちのオフィスは、週に一度エージェントみんなで集まって情報を共有し合い、ときには一緒にランチを楽しみながら、自然と一つのチームとして動いています。その中心で日々支えてくれる内布さん、そして私たちがのびのびと仕事に向き合える環境を整えてくださるのが、オーナーの野﨑さんです。内布さんは常に「エージェントのために何ができるか」を真剣に考え、行動してくれる存在です。母体が会計事務所であるため社員さんのおうち探しをお手伝いする機会もありますが、内布さんは、その機会をエージェントの成果につなげるため、社内でのコミュニケーションを積極的に取り、案件獲得につながるような道筋をいつも考えてくれています。そして何より、エージェントの誰かが契約を決めたり、申し込みが入ったりすると、内布さんはまるで自分のことのように心から喜んで盛り上げてくれます。「おめでとう!」「よかったね!」と全力で声をかけてくれる姿は、日々大きな力を与えてくれます。一人ひとりの出来事を自分のことのように捉え、心から喜び、励まし、寄り添ってくれる。その姿勢が、チームにとって欠かせない支えです。実際、私自身の経験でも、申し込みから審査まで進んだ案件が事情によりキャンセルになった時、私と同じくらい悔しがり、同じ気持ちで寄り添ってくれました。その一喜一憂をともにしてくれる姿に、「私たちは独りではない、一緒に挑戦しているんだ」と実感させてくれます。こうした内布さんの寄り添いの姿勢は、確実に私たちエージェントのチームワークにも反映されています。例えば、誰かがアポイントが重なり内見に行けないときは、別のメンバーが代わりに動き、代わってもらった側は交通費やご飯をご馳走して感謝を伝える。また、誰かが申し込みや契約を決めた際には、「何が良かったのか」「どんな接客がお客さまに響いたのか」などの成功事例をシェアし、全員がお客さまのためにできる最善を考えて、より良い接客や工夫につなげています。そして何より、こうした温かい文化が根づいているのは、オーナーの野﨑さんがいつも後ろでしっかりと構え、私たちを信じ、環境づくりに力を注いでくださっているからこそだと感じています。“お客さまに喜んでほしい”という同じ思いを持ちながら、良いものを吸収し合い互いを高め合う——この“寄り添い方”と“チームワーク力”こそが、私たちのオフィスの大きな強みです。そしてこのオフィス文化こそが、私たちのチームをより強く、温かい存在にしてくれているのだと思います。お客様の笑顔が、私の挑戦を照らしてくれる未経験で不動産エージェントとして飛び込んだ日から今日まで、ひとつひとつの出来事が私を大きく成長させてくれました。初めて、物件提案からヒアリング、内見、そして契約サポートまでを一人でやり切った日の達成感は、今でも忘れません。あのとき感じた「経験値が一つ上がった」という手応えは、本当に嬉しかったです。特に、初めての一人暮らしや同棲のスタートなど、人生の新しい扉を開くお客様のサポートに関わると、自然と気持ちが入ります。岡山から上京した頃の私自身も、不安だらけでわからないことばかりでした。その経験があるからこそ、お客様の不安を少しでも軽くし、前に進む手助けをしたいという気持ちが強くあります。自分の言葉や提案が役に立ち、喜んでいただけたときは、「この仕事をしていて本当によかった」と心から思えるのです。今後は賃貸だけではなく売買にも挑戦し、より幅広いサポートができる存在になりたいと考えています。地元に帰るたび増えていく空き物件や、家を手放すか悩んでいる方々の声に触れ、「もっと力になりたい」という想いが強くなりました。お客様の人生に深く関わるこの仕事の中で、誰かの抱える悩みや課題に寄り添い、その先の笑顔に立ち会えること。それは何よりの喜びであり、私がこの道を歩み続けてきた理由です。あの日の不安も、夢も、挫折も、すべてが今の私を形づくり、確かにエージェントの仕事へと活かされています。そしていつか、全国のRE/MAXメンバーが集うCONVENTIONで、RE/MAX Seven Richの仲間とともに表彰台に立てるように。互いに支え合い、高め合いながら、トップを目指して前進し続けます。このチームだからこそ、最高の成果を生み出せると信じて——私たちの挑戦は、まだ始まったばかりです。