仕事とプライベートを両立させる難しさ不動産業界のスタートは、会社勤めで新築分譲マンションの販売営業。もともとインテリアに興味があり、不動産チラシの間取りを眺めて住まいをイメージするのが好きでした。特に新築マンションの間取りは綺麗にまとまっていることが多かったので、ご購入を検討される方の「夢のマイホーム」を提案する業務が、私の趣味嗜好に合っていたんです。実際にモデルルームでの接客は、本当にワクワクしていました。初めてお会いするお客様から、思い描く暮らしやご要望を丁寧に伺いご提案していくと、契約に至るまでに信頼関係が築けていくのを肌で感じられたんです。最終的にお客様から「秋月さんに背中を押してもらえたから、購入の決断ができました。ありがとうございます」というお言葉が聞けたときは、本当に嬉しく例えようのない喜びだったことを今でも鮮明に覚えています。6年ほど仕事自体はストレスなく続けていたのですけど、土日祝日の出勤がマストという働き方に少しずつ不満が…。もともと自分の時間をしっかり持って楽しみたい性格だったのと、趣味が旅行という事もあって自分の自由な時間を作る事が難しくなっていたんですよね。それで思い切って会社を辞めたんです。その後は友人とカフェへ行ったり街探索をしたりと、プライベートを楽しむため一旦不動産業界を離れました。しばらく離れていましたが、やはり不動産の仕事は好きで、また不動産に関わった仕事がしたいと改めて思うようになり、平日勤務ができる事務職に就きました。接客業務がほとんどなかったので自分のペースで業務をこなすことはできましたが、昔現場でお世話になった方から言われた「秋月さんは不動産の接客に向いているよね」という言葉をふと思い出したんです。業界的に不動産の営業職や販売職は女性が少ないのが常で、もしかしたら不動産営業というジャンルは私の「特技」として今後活かせるのかな?と思うようになりました。離れてみて初めて気付いたって感じですね。 RE/MAXでの自由な働き方に惹かれてそんなときに、RE/MAXの話を聞いたんです。「RE/MAXって聞いたことない…。でも、なんか私に合いそうかも?」と、ほぼ直感で感じました。というのも、色々な人と出会うことや知らない所に住んでいる人とのつながりに魅力を感じていたので、海外に関わる仕事をしたいと思っていて。日本に居ながらそういうビジネスがあるのでは?と心のどこかで出会うのを待っていたのかもしれません。「RE/MAXの不動産エージェントって、会社勤めではないから自由に自分のビジネスを組み立てることができる。つまり、自分の得意分野で自由に活動できるということ…。こんな働き方は日本で聞いたことがない!」と、気持ちが高揚したのを今でも覚えています。不動産仲介をするのならやはり宅建士の資格が必要だと思い、勉強し始め無事取得。合格できたことをきっかけにRE/MAXのエージェントとしての活動を本格的に始動させました。仕事とプライベート、やっぱりどっちも譲れない!活動してみて感じたのですが、RE/MAXにはいつも生き生き活動する仲間がいるのでとても心強く、良い刺激を受けているんです。あるとき、想定していなかった難題に直面することがあったのですが、周りには頑張っているエージェントがいつもいるので、私も同じように前を向いて諦めずに取り組むことができました。エージェントの活動スタイルは自由ではあるものの、不動産取引はお客様ありきのお仕事。お客様のためにも、成長しようと思える環境ってすごくいいですよね。それからRE/MAXの不動産エージェントは働く時間も自分で決められるので、好きな仕事をしながらプライベートも大事にできる環境もとても有難いですね。私は海外が好きで、リゾート地やヨーロッパなどに旅へ出ます。未知の世界を訪れることにワクワクするんです。中でも思い出に残っているのは、1か月間のフランス1人旅。到着翌日にいきなりスリに遭うなどハプニングもありましたが…、街全体がアートのようなパリや憧れのコートダジュールなどを巡り、第二の故郷のように思うほど印象的な街でした。今はお休みを自分で調整できるのでまた計画を立てようと思っています。京都から世界へ、グローバリズムで繋がる実は旅好きが高じて今のエージェント活動に役立っていることもあります。海外に住んで現地で働きたいとの思いから、以前ワーホリで滞在したニュージーランドでの体験です。ホームシックなんてかかったことのない私が、早々にホームステイ先で体調を崩し寝込んでしまい…。自分の以外な一面を知って驚きました。母国語が通じない異国の地での生活は、思っている以上に精神的に負担がかかるということを身をもって体験したんです。この経験は、日本に住む外国籍の方々に住居をご紹介する際に生きていて、ココロに寄り添ったご提案に繋がっています。ニュージーランドも私にとって特別なアナザースカイであり、お休みを作ってまた訪れたいですね。私が所属しているRE/MAX Community LAB は現在、京都唯一のオフィスです。京都ならではの古民家や、京町家をご紹介できます。せっかくグローバリズムなRE/MAXにいるので、海外の人向けに京都の素晴らしい伝統をお伝えし、世界中の方とお仕事できる自分になりたいと思っています。しっかりと責任感を持ち、私だからこそできるお客さま視点のご提案を心がけ、これからも自分らしく取り組んで参ります。