STORY

RE/MAXが変えた不動産人生――芽生えた想いで夢を紡ぐ
RE/MAX Seven Rich 阪本 浩之REMAX×STORY

エージェント

関西出身で、卒業後は大手不動産会社で十数年間仲介営業をしていました。15年程前に上京し、用地仕入れや開発の企画を行う会社へ転職。大阪の不動産業者が東京で開業するお手伝いなどもしていました。

そんな中、5年前に親しくしていた方からRE/MAX事業を紹介され、オフィスオーナーをやってみないかと勧めがあったんです。

ビジネスモデルについて詳細を聞いてみると、とても面白そうだと思ったのですが、なにせまだ上陸したばかりの仕組みで、運営の仕方など未知な部分が多かったので、不動産エージェントから始めることにしました。

今のオフィスに所属することになったのは、不動産業者の会合でSeven Richオフィススタッフの二宮君と出会ったことがきっかけです。会話する中で、オフィスに見学に行くことになり、そのままの流れで所属することになっていました(笑)。なので、他のオフィスを見に行ったりとかはなかったのですが、これまでも人とのお付き合いを通して仕事を選んできたので、迷いはなかったです。

 

RE/MAX Seven Richは渋谷にあるお洒落な会計事務所が母体で運営をしているのですが、クライアントは若いベンチャー企業が多いんです。

不動産エージェントとして活動し始めた当初、何件か不動産のご相談のあったお客様の対応をさせていただいたのですが、実はちょっとしたカルチャーショックでした…。

それまでの私の営業スタイルは、紙と電話と対面でのヒアリングが必須。しかし、時代の最先端で活躍しておられる方が多く、コロナ禍以前から、オンラインミーティングは当たり前、質問や報告は電話ではなく、基本メールでとのこと…。

不動産取引には契約締結までに先方の要求などもあって内容の変更が生じることがあるのですが、対面でお話すればうまく伝わることも、文章にすることでニュアンスが変わって伝わることもあり、、当時私のスキルが足りず不慣れなやり取りで取引を進める中で、お客様に100%の満足を味わっていただけなかったことは、いまでも少し苦い記憶として残っています。

でもこのような取引を繰り返し、対応できるようになっていくと、こういうスタイルでも不動産の仕事は進めていけるんだと、ちょっと新しい自分に進化した気がして、古くからの仕事仲間に自慢しましたね(笑)。思いがけない副産物でした。

RE/MAXの不動産エージェントになって、良かったなと思うことは他にもあります。

まずはスーツを脱ぎ、革ジャンを着ました(笑)。

ずっと会社員として営業マンをやってきましたから、スーツがマスト。当時は休日までスーツを着ていましたね。

その点、エージェントはオフィスに所属はしていますが個人事業主です。スタイルを強制されることはなく、場面場面で自分で自由に決められます。

お客様も基本的にはこれまでお付き合いがあった方たちが多いので、革ジャンでも怒られません(笑)。好きな服着て仕事できるって、思った以上に気持ちいいですよ。

 

それから、とにかく自由な時間ができました。

会社員だと、まず往復の通勤時間で数時間取られますし、それよりも、毎日のミーティングや報告資料の作成、業務の確認・連絡、上司が帰るまでは帰れない…など、不動産実務に直接関わること以外の必須の業務もとにかく多いんです。

勤務時間の半分近く取られていたかもしれません。

なので、エージェントとして独立してからすぐは、正直ヒマでした…(笑)。

自分のペースで自分のやることをやっていると、少し不安になるくらい自由な時間ができたんです。

それまでの数十年間、時間に追われて仕事をしていたので、普通にプライベートの時間が取れることに慣れていなくて、こういう時間の使い方でいいんだと納得できるまで、実は数年かかりました。

30年前の不動産業界では勤務時間の長さから「親の死に目に会えると思うな」とまで言われていましたからね(笑)。

 

そんなこんなで、RE/MAXエージェントとして活動し始めてから、もう5年が経ちました。

エージェントの働き方は好きですし、このまま続けてもの良いのですが、やはり最初のきっかけであったオフィスオーナーにトライしようと思っています。

RE/MAXの仕組みやエージェントとしてどう活動していったら良いのかは身をもって体験してきましたし、もっと多くの人にRE/MAXエージェントに挑戦してほしいと思ったんですよね。

RE/MAXで活動する前は、不動産業は難しく厳しい仕事で、誰にでもできる仕事ではないと思っていたのですが、RE/MAXのカルチャーである、皆で共有して成長しようとする環境があれば、色んな方に挑戦してもらえるんじゃないかって。自分の中の考えがかなり変わったんです。

周りの友人たちと話をしていても不動産の話ってよく聞きますし、それなら、未経験で始める人でも挑戦しやすいようにちゃんと仕組みを作ってあげて、もっとカジュアルに始められる、チャレンジできる環境を創りたいと思うようになりました。

 

オフィスも一見不動産会社に見えないような、カフェみたいなスタイルにしたいですね。

みたい、というよりはカフェを併設して、一般の方も利用できるようになればもっと理想です。

みなさんのたまり場のような場所になって、そこでちょっとした不動産の相談も受けられる、そんなお店を作るのが夢です。

30年間の不動産経験がいろいろな方向から皆さんのお役に立てられれば、続けてきた甲斐もありますね。

RE/MAXとは、これからもまだまだご縁が続きそうです。