STORY

挑戦することを選び継続した先には――子育てとの両立でも得られた天職
RE/MAX Youtopia 武田 真由美REMAX×STORY

エージェント

RE/MAXは、フレキシブルな働き方が可能な「エージェントモデル」が特徴である世界最大級の不動産エージェントのネットワークです。身近な存在に不動産の相談ができる枠組みを通じ、顧客と働き手双方に寄り添った事業を展開しています。

シングルマザーとしてふたりのお子さんの子育てをしながら、RE/MAX YOUTOPIA(北海道旭川市)のエージェントとして活躍する武田真由美さんは、このRE/MAXのエージェントモデルを通じて、新し働き方を手に入れたひとりです。パワフルなキャリアの背景には、地道な活動や希望を捨てず決して諦めない彼女のひたむきな姿勢がありました。

 

“私は現在、美瑛・富良野・旭川エリアを中心に、売主さんと買主さん、貸主さんと借主さんのご相談に乗りながら、RE/MAXのエージェントとして活動しています。この仕事を始めてからまだ 1年ほどですが、成約案件が増えてきました”

 

クライアントに寄り添った物件紹介や交渉が武田さんのモットー。データベース上の条件だけで物件とクライアントの相性を判断せず、クライアントの家族構成やなぜこの物件もしくは土地を気に入ったかなどの背景を聞いて、どのようなご提案をすれば、クライアントさんの思い描く暮らしの実現のお手伝いができるかを一生懸命考えます。

 

“エージェントとして未熟な部分も多いですが、お話をたくさん聞いて、クライアントさんのために何ができるか必死で考えます。その結果、クライアントさんと売主さん双方が満足いく成約が生まれると、本当に嬉しいです”

 

武田さんのまっすぐで誠実な姿勢はクライアントからの信頼につながり、数多くの成約を導き出すようになりました。

 

“大学卒業後に入社した会社で不動産営業を経験したことがあります。その当時は節税のためのマンションを売るのが主な仕事で、淡々と営業をかける日々でした。相手の人生や幸せを願う点で、同じ不動産のお仕事でも RE/MAXの仕事はまったく違うんです。私にとって、エージェントは本当に合っている。天職だと感じています”

 

子育てと両立できる仕事を求め、武田さんはRE/MAXへの加盟を決めました。エージェントは出社義務がないので、スケジュールを柔軟に組むことができます。

保育園に子どもを連れていき、その足でクライアントの物件案内に向かう。午後は近隣のコミュニティからの情報を集め、メール返信や連絡を済ませたあと、子どもを迎えに保育園へ…。これはある日の武田さんのスケジュールです。

エージェントの仕事内容は日によってさまざまですが、家事や子育てのスキマ時間で仕事を進めることで、効率良くタスクを進められるのが魅力です。

“子どもが熱を出したときは、看病しながら進められる仕事から進めていきます。オンラインの打ち合わせの合間に家事をすることもあります。

オンとオフの切り替えが難しい一面もありますが、子どもたちと向き合いながら収入を得られる働き方には感謝しかありません“

 

しかし、子育てと両立しながら、未経験でスタートするには、不安の多い決断でした。

 

“本当に自分にできるのかなと、心配でたまりませんでした。子どもはふたりとも非常に手がかかっていて、子育てだけでも大変な毎日。エージェントになれたらいいなとは思いつつ、本当に何から始めたらいいのかも分からない状態だったので…。

けれど、 RE/MAXのオフィス、リージョンスタッフは『できますよ!』と応援し、サポートし続けてくれました。上下関係がなく人間関係がフラットで、まわりが協力的な環境もRE/MAXの良いところです。そんな暖かい環境のおかげで、少しずつ自信がついていきました。自己肯定感が高まる職場だと思います“

エージェントはそれぞれが自由な働き方をしているため、オフィスにメンバー全員が集まる機会は決して多くありません。その分、コミュニケーションはオンラインで積極的に取り合っています。

 

“SNSで成約報告を投稿すると、『おめでとう!』や『Congratulations!』というコメントを仲間からもらいます。過干渉ではないのですが、そっと背中を押してくれているのがわかるんです。

全国で同じようにエージェントとして頑張っている人がいる。応援してくれる仲間がいる。働き続けることで一層 RE/MAXが好きになりました“

 

それぞれが各自のライフスタイルに応じた働き方をしながら、メンバー同士は確かな信頼関係が構築されています。この環境が、武田さんがエージェントとして成功するまでの道のりを支えました。

今でこそ充実した生活を手に入れた武田さんですが、そこに到達するまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。

名刺を配り、コミュニティの中でエージェントとしての自分を知ってもらえるよう種をまく日々。苦しい思いをしながらも、武田さんは決して歩みを止めることはありませんでした。

 

“エージェントを始めてから半年間は、何ひとつ不動産情報が得られず、実績もゼロ。あのころは日々悩んでいたのを覚えています。

でも、もうあとには引けない。そう言い聞かせて、 RE/MAXのメンバーに支えられながら地道な活動を続けること半年以上。ようやく初めての賃貸の成約をいただきました。その時は心からうれしかったです。ようやく花が咲いたんだなあ、と“

 

その後1件、また1件と賃貸の成約案件が増えていき、やがて武田さんは売買のご相談も受けるようになりました。

 

“初めはヨガ講師の仕事やママ友などの人脈が、不動産のご相談を受けるきっかけとなっていました。エージェントとして働いていることを周りに伝えていると、だんだん近隣の不動産情報が集まってくるように。エージェントは人が集まるコミュニティに属していれば、そのネットワークを生かせる仕事です。

豊富な人生経験や失敗談も、クライアントの理解や共感に役立ちます。最近では、一度ご案内したことのあるクライアントさんからの口コミやご紹介でご相談をいただくことも増えています”

 

得意とするエリアのひとつである美瑛町は、武田さんがかつて国内外を旅した中でも、移住を決断するほど魅力的な場所でした。

人生に大きな変化を与えた美瑛町で、今、武田さんは新たな夢を描いています。

 

“美瑛町は北海道へ移住を考える方からの人気が高まっています。私自身が大好きなこの美瑛町の魅力を、不動産やコミュニティの紹介を通じてもっと感じていただけたらと思っています”“

 

ひとりのビジネスパーソンであると同時にひとりの母でもある武田さんは、その立場にいるからこそ見える世界がありました。

 

“私はふたりの子どもを育てながらエージェントとしてのキャリアに挑戦し、今はこうして自分のコミュニティや過去の経験を生かしながらなんとか働くことができています。

子育てをしていると、自分の時間がなくていら立つこともあるでしょう。思うように働けないことに焦燥感を覚える方も多いかもしれません。

でも、大丈夫です。私ができたのだから、きっとあなたもできます。自分でビジネスを立ち上げるよりもコストがかからず、社員として働くよりも拘束されない “RE/MAXエージェント ”というキャリアがあることを、ぜひ心に留めていただければと思います“

 

新しい働き方を手に入れた武田さんの挑戦は、まだまだ続きます。

 

“今、私が自分らしい働き方を手に入れることができたのは、挑戦することを選び、継続したからこそだと思っています。

エージェントとして加盟するためにはエージェントフィー※を支払う必要があります。最初はその支払いも不安に感じましたが、これは未来の自分への自己投資でした。今、その実りが結果として返ってきています“

※エージェントフィーには月額オフィス使用料、サポート料、研修費用、システム利用料などが含まれます

 

皆が幸せになれる不動産屋さんを目指してクライアントの人生に関わっていく仕事は、今後多くの人々の未来につながっていくことでしょう。