STORY

不動産業界はもっとよくなる――同じ志を持つ仲間と
RE/MAX VIP 大村 昌慶REMAX×STORY

オフィスオーナー

▲写真中央

中学生のころから具体的な理由はなく漠然と社長になりたいと思っていたんです。よくある話かな?笑
20歳の頃にある本に出会いました。
その本には「お金が自分のために働いてくれるのにはどうするべきか」、といった内容がありました。そして仕事をするのではなく、自分の「ビジネス」を持てと。
自分の中にはなかった視点で、当時の私にとってはとても衝撃的でした。
また、「豊かな生活をするには投資が必要である」、という内容にも共感したんです。そして不動産投資についてもっと知りたいと思い、不動産業界へ…。

そこから色々な不動産会社で働きましたが、その中の1つの会社である経験をしました。
自分の意志などは無視され、それがお客様のためにならなく不条理なことでも、トップダウンで従わなければならない…。
その会社は、当時の同世代に比べてお給料は良かったのですが、パワハラは当たり前で、完全に会社本位の商売。「お客様のために」という考えは感じられなかったのです。
苛酷な環境で社員の入れ替わりも激しく、精神状態は最悪…。
でも、この経験がきっかけで、「不動産業界を変えたい」と思うようになりました。誰のためだかわからない仕事はもうしたくなかった。お客様に喜ばれるご提案をしたいと心から思ったんです。
自分がダメだと思うことはしないと決めました。もっと信頼される業界にするために。

そこから起業したい気持ちが一層高まり2007年11月、当時28歳のときに現在の会社を立ち上げました。

起業してからは、いろいろなことを学びましたね。
マネジメントや組織・人間関係の構築など、常に知識、知恵、工夫でその時よりも良くしていくことを心がけていました。

起業して一番大変だったことは人を雇い組織をつくっていくこと。
会社は1人で始めるつもりだったのですが、気づくと10人でスタート(笑)。10人いれば10通りの性格や価値観の人がいて、それでもみんなで同じ方向を向き、想いを共有していかなければならない。
私が求めたのは「人と人とのつながりを大切にし、関わる人を幸せにしていく」こと。
これを「志」とする同志となるのは簡単ではなかった。
実を言うと、単に見返りを求めるような「野望」を共有するだけだったらもっと簡単でした。でもそれではまとまらないんです。野望は一代で終わってしまいますから。
一方で、「志」は何代も受け継いでいけるもの。そう考えています。だからこそ、このベクトルを合わせるのは簡単ではないんですよね。
会社を運営していく中で、これがいかに大切であるかをより強く感じるようになりました。

RE/MAXに参画しようと思ったのは、これまで大切にしてきたものがピッタリと重なったから。
中でも、不動産エージェントの仕事に取り組む姿勢に共感できました。
たとえば、収益不動産の場合、1棟買って終わりではなく、2棟目3棟目……と複数購入するお客様が多いんです。投資の出口としての売却でも依頼されることがあり、ひとりのお客様と数回お取引することもあります。
ただ、いい加減な仕事をしていたら、もちろん1回で終わるか1回の取引にもならない。お客様の成功を願い、共に目指し提案することで信頼につながり、長いお付き合いになるんです。私はそうやって仕事をしてきました。
RE/MAXの多くのエージェントさんがそういう仕事の仕方なんですよね。だからいいなって思ったんです。
相手を思い、誠実な取引ができるエージェントがたくさん増えれば不動産業界はもっと良くなると思いますし、RE/MAXのビジネスモデルはそれが実現できる仕組みだと感じました。

母体の会社では、収益不動産の1棟アパート、マンションの売買をメインに事業を展開していて、収益不動産に付随する事業の賃貸管理、宿泊管理や海外の不動産投資も行っています。

RE/MAX VIPのエージェントはこれらすべての物件を取り扱うことができます。
社員ではなく個人事業主のエージェントですが、自身で得たお仕事以外にもより多くの取引のチャンスがあれば、仕事もプライベートもさらに充実しますからね。
未経験の方には不動産投資について、勉強会もします。
RE/MAXオフィスオーナーとして私がするべきことは、エージェントはもちろん、その先のお客様も理想の人生が実現できるよう環境を整えること。物件の共有もそうですが、効率良くお仕事してもらうためにデジタル化できるところは今後も積極的に取り入れていきます。
RE/MAX VIPにも同じ「志」を持ったエージェントがたくさん来てくれたらいいなぁと思っています。
同志と呼べる仲間を集めて、人生を楽しくすばらしいものにしていきたいですね。

最後に。
このストーリーに興味を持ってくださった方は人とのつながりを大切にし、関わる人を幸せにしてほしいと私は願っています。見返りを求めてはダメですよ(笑)。でも、きっといつか返ってきます。
そういう考えであふれれば、不動産業界はきっともっと良くなる。
世の中を良くしたい、人のためになりたい。そういう人、待っています。